猫の地球儀 [最近読んだ本]
トルクは大昔に天使たちの手で築かれた城であり、宇宙に浮かぶ島だ。
その高度は地上6,000キロ、起動速度は秒速5,600メートル。
「あれだ。あの浮き燭台のうちの、もっとも小さいものがトルクを表す。
死して後、ぬしの魂は汚れを焼かれて地球儀へ落ちていく
―ほれ、トルクのすぐ隣に浮いておる大きな燭台、あれが地球儀じゃ。」
猫の地球儀ー焔の章ー(秋山瑞人 電撃文庫)より抜粋
トルクは、猫と人型ロボットだけが長い年月暮らしてきた衛星です。
高度に知的に進化した猫たちの創り上げた社会。
学者や、僧侶やストリートファイターなどの特別職の猫もいます。
この小説は、衛星から脱出しようと研究している猫、幽(かすか)と
最強のファイターの猫、焔(ほむら)の物語です。
焔の章では、登場と出会いが中心です。
猫たちの作る世界観が面白かったので、
続きの幽の章も読みたいと思いました。
タグ:イラスト
人間型ロボットと猫という組み合わせが面白いですね。
これもオリジナルのイメージ画ですか?@@
by ksmc (2008-11-22 23:26)
ksmcさん、こんばんは。
はい、これもオリジナルで挿絵を勝手に描いてます。
ロボットの名前は日光と月光です。
わたしは、本当はロボットは苦手なのですが、
面白かった本の挿絵を描いてみようと思い描き始めました。
そうしないと、いつも同じような絵しか描けないので、
一応修行…みたいな^^;
by yasumi (2008-11-22 23:32)
へぇ~日光と月光って菩薩みたいですね・笑
未来型ロボットな雰囲気ですね。
未来はきっと自然、つまり人に近いロボットになるような?
by ksmc (2008-11-29 00:05)